Part3,4では表や図を使った新しいタイプの問題が出題されることになりました。今回のテストで実際に出た問題のタイプや公式問題集にある問題のパターンを見ながら、解くポイントを解説したいと思います。聞くポイントを絞ることができるので、聞き取りが楽になるはずですよ!
Presentation | Time | |
1 | Bleelux.Inc | 10:00-10:30 |
2 | TY Tecnology | 10:30-11:00 |
3 | M.Max | 11:00-11:30 |
4 | BlueBio | 11:30-12:00 |
スケジュール・レイアウト変更型の問題
Which company is scheduled to give a presentation first?
レイアウト・スケジュール変更型の問題では元となる図や表に何らかの変更が行われます。
例えばこの表では読み上げられる英文の中で、プレゼンテーションを最初に行うことになっていた会社と、2番目の会社の順番が入れ替わるなどの情報が与えられます。その情報を元に図を参照しながら1番最初のプレゼンターは誰かと答えます。
そして上の表を見ると1と2が入れ替わるので、最初にプレゼンをするのはTY Technologyだということがわかります。この問題の特徴は質問文にあります。
『どの会社が最初にプレゼンを行うか?』と聞いているので、もしスケジュールに何らかの変更が行われないとすると、英文を聞かずに表だけ見て答えを選ぶことができてしまいます。
なので質問文に対して表や図だけを見て既に答が選べてしまう場合は、逆に必ず変更を伝える内容の英文が流れるはずだと推測することができます。なぜなら英文を聞かずに図だけを見てこたえられる問題はないからです。
他に、図のレイアウトを変更するタイプの問題もあります。
今回の公開テストで出ていたのがまさにこのタイプでした。
このような図に対して、質問文は『あるドキュメントのレイアウトで一番上に来るのは何か?』です。
例えばこのビジネスカードの一番上に書いてあるものと、一番下に書いてある物のレイアウトを入れ替えるという英文が流れます。
ビジネスカードにはStreet Adressが一番上に書いてありますが、一番下と差し替えられるのでEmail Adressの選択肢が正解ということになります。
この場合も、もし英文を聞かずに図だけを見て質問に答えることができる場合は、何らかのレイアウトの変更を伝えるはずだとわかります。変更があるということを予め予想できます。
こういったレイアウト変更タイプの図としては他にも見取り図などがありますね。
ただ基本的に常に認識しておく必要があるのは、”Look at the graphic.”とあったら、表示してあるグラフィックと英文の両方の情報を元に説く問題だということです。繰り返しますが、図だけを見て判断できる問題はありません。流れる英文だけ解ける問題はもちろんありません。
ですのでどちらか一方の情報だけで答えを選んでしまっている場合は、『何か聞き逃した?』と疑ってください。
実際には疑ったとしても、もう一度聞きなおすことはできないので、図だけで選べる選択肢を外して答えを選ぶというのが、現実的なテクニックになります!
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